\ 一日一文、文章磨き /




書かない駄作より書く駄作。
文章離れが恐ろしい速さで進んでいるので、この辺で食い止めねばと見切り発車しました。
(できるだけ)一日一文を目標に。感覚を取り戻しつつ、文章修業にもなったらいいな。
(付き合ってられっかって方はこちら。サイトへ戻る
文章修行家さんに40の短文描写お題
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お題配布元:文章修行家さんに40の短文描写お題
00. お名前とサイト名をどうぞ。また、よろしければなにか一言。
袖佳です。サイト名は「ウタカタワルツ」。死ぬその直前まで創作の事を考えていたい。
01. 告白
 「すきゃでしゅっ!」 かんだ。そしてそれに気づいてない。真っ赤な顔して、でも目は挑むよう。その真剣さ必死さに僕は  「っぶふ」  ふいた。
02. 嘘
 二人は恋人?その問いに、ユージンはいつも通り否と答えた。「嘘つき」ため息をついたレティーの左手を握る。「嘘はついてない、だろう?」
03. 卒業
 「君は私の自慢の弟子だよ」そう言って微笑む師の姿がにじんだ。嫌だ。「さあ、最後の授業だ。―――私を倒せ。そうして晴れて、皆伝だ」
04. 旅
「この仕事終わったら、旅行せぇへん?」「天羽さんそれフラグです」あかんかぁと笑った天羽は銃を握り直す。「フラれたし、真剣にやろか」
05. 学ぶ
 男の吐息を顔で受ける。ユフィはさらに力を込めたが、握りしめたナイフは男の喉元の手前で停止したままだ。「いい加減、学べ。それで俺が殺せるか」
06. 電車
 流れて行く四角い風景。規則正しい振動と音。何の情熱も持たない私の心が躍る唯一の時間。こうして何も考えずに電車に揺られるのが好きだ。
07. ペット
 植物を一週間で枯らす私は、動物に哀れな最期しか与えない。ペットなんて飼えるか。そう思うのに反し目は、にゃあ、と鳴くその毛玉に釘づけだった。
08. 癖
 考えをまとめる時、シャロンは鼻歌を歌う癖がある。何故鼻歌。気が散るだろうに。シリルが理解できない、数ある彼女の習性の一つだ。
Illustrotion by もずねこ